2016年03月

このあたりまでくると、大きな変化がなくなり地味な作業の繰り返しになります。
が、前作で下地処理の大切さがわかったので地道に進めていきます。

まずは腕を整えていきます。
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全体をやすりでならし、形を整えました。ヒートペンの出番はなし!あ、いつの間にかセーラーの襟もできてますね。

あと、髪型も見直しました。顔は結構すらりとしているのに丸顔に見えてしまっていたので
前髪の横幅を狭くしました。ただ、こうすると横顔がどうなるか心配でしたが…
輪切りランナーを溶接してからラインを出してカット。
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修正前後での角度の違いがわかるでしょうか。

で、これで顔を描いて具合をチェック。
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お、似てきたw  っていうか目の描き方の気合の入れ具合が違うのはいいのか???頭の角度も違うし…

靴も次第に整ってきてますね。

で、全身はこんなです。
イメージ 4う~ん、上体が後ろに寄ってしまってる…なので重心も後ろに偏ってます。
かかとを盛ってバランスをとってますが、ホントは腿から腰のあたりを前に出したいところです。

ご意見いただけると参考になります。

全体の形がほぼ決まったので、細部の造形をするためにパーツの分割をします。
まずは顔面と後頭部を分割。
イメージ 1ハイパーカットソー大活躍です。

そしたら組めるように細工をします。
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顔面と後頭部、前髪にダボをつけてくみ上げられるようにしました。
ガレキ製作だと針金使うんですが、まだ形が変わる可能性もあるし手軽なので
ランナーで造りました。

首との接合はボールジョイントにして表情を出せるようにします。

後頭部の面が黄土色なのは、今まで使っているランナーの残りが少ししかないので
節約のため別のランナーを使いました。

が、ここで小問題!このランナー、溶かすとくさい!さすが外国製キット!
ここのところ、バンダイや田宮製の素材で作業していて、臭いなんてなかったので油断してました。
体に良くない臭いがします。まあ、冷えて固まれば臭いは出ないんですけどね…。

頭部の取り付けと可動はこんな感じです。
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可動範囲は前髪と後ろ髪で制限されてしまいますが、少しでも可動範囲を広げようと努力しているのが伝わるでしょうか?

大体の形が決まったところで、顔を描いてみました。

まずは溶きパテ塗ります。
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ちなみにあくまで仮なので筆など使わずに爪楊枝で塗っていますw

で、顔を描きいれてみました。
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どうですか? ちなみに何度も描きなおしてます。似せるのってたいへんだぁ…

ちなみにまだまだ角度限定です。ちょっとポイントがずれるとなんか似てない&かわいくないorz
イメージ 3顔の形を見直す必要ありですね。どこから見ても破綻のないような造形を目指します。

どうせやすり掛けをしてしまうのでちょっと表情を変えて…
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気楽に描いた方が表情がのびのびしてるなぁ…。

ここから先は細かな造形&微調整が主になります。
完成目標は3月中!頑張ろう!

さて、今まで手付かずだった部分の製作です。
そう、腕ですね~。
イメージ 1前からはこんな感じ。元絵通り!

が、問題は手が後ろでどうなっているか、なのです。元絵では後ろ姿は描かれていないので
想像(妄想?)で造るしかありません。

からかうけど実は相手のこと絶対好きだろ!っていう女の子が、その男子を隣にして
気持ちを後ろ手で表してたら素敵かな、と考えて、こうしてみました。
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「は?どこが?」 と思ったそこのあなた、まだ途中ですから、残念!(古)

ここから肘を曲げてやってですね
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後ろ手でハートマーク ♡  なんてどうでしょう。

下半身と合体。
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ちょっと胸張りすぎ&腕の曲がり具合が微妙なので微調整をします。
う~ん、肘の内・外と手首の向きのひねり具合が難しいなぁ…

ヒートペンを手首やや上部にあてて、腕が柔らかくなったら実際にひねりますw
こういった使い方もヒートペンならでは。固化する時間不要なので
トライ&エラーを繰り返すことができるのはポーズづけにとても役立ちます。

こんなもんかな、という形になったので
全体をやすって、頭も取り付けてみました。
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どんなもんでしょう?

次回は、試しに顔を描いて雰囲気が出ているかどうかをチェックします。お楽しみに。

さて、ここまで作り進めてきたわけですが…
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元絵とよ~く見比べて、どうにも等身のバランスがよくないことに気付きました、っていうか
元々頭でっかちにつくってしまっていたんですがね…

実はここにたどり着くまでに、何度か頭を小さくしています。気付いたあなたはすごい!

で、元絵とにらめっこして、頭を小さくするだけじゃだめだという結論にいたり、足を延ばすことにしました!

片足づつ切って、欠けた部分をランナーで埋めていきます。
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太もも部分を伸ばしました。結果、身長も伸びてスラリと印象が変わりました。
ミニスカ具合もちょうど良い感じになったと思うのですが如何でしょう?

さて、髪の毛を造っていきます。複雑な髪形ではないのですが、首を可動式にしたいので
可動範囲と髪型との両立を目指していきます。

で、形作ったのがこんな感じです。
イメージ 1後ろ髪は左右の部分が肩に掛からなければかなり動きます。問題は前髪でした。
こちらも肩に引っかかってしまいますが、動きのないポーズなのであまり前方になびかせるのもおかしいし、
といって可動範囲を優先すると髪型が短くなってしまう…

さらにいうと、原作では正面と横顔で髪の位置があり得ない構造になっているんですよねぇ。

と、これらを上手くまとめてかつ妥協点を探るのが造形のおもしろさであり大変なところだと思います。

で、とりあえずこんなもんだろうという状態がこちら。
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ただ立っているだけでここまで髪がなびいているのも微妙ですがとりあえずこれで先へ進めます。

スカートのひだの次は上着の裾そ伸ばします。
ここで、下になるスカートをほぼ完成まで作っておかないと組み立てるときに泣くことになります。
上下が気持ちよくスポッとはまるように作るにはなかなか大変なのです。
エポパテの場合は流動体なのでそこらへんは楽ですね。
でもまあ、ヒートペンの場合は固まるまでの待ち時間なくすぐ削り作業ができるので一長一短ですかね。
イメージ 1これ、セーラー服なのでウエストがきゅっとしまっているのはおかしいのですが、腰の太さに合わせると
それはちょっと太すぎるというか…。

ウエスト周りに多少肉付けをして、すそまわりはできるだけ薄くなるようにしました。

で、これまでの出来です。じゃーんw
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どんなもんでしょう?

次回は髪の毛を整えていきます。

スカートのひだを造ります。
と、ここで原作では場面によってスカートの造形が結構違うことに気付いてしまいました;
ひだの数や大きさのみならず、ひだの向きもまちまち…
まあ、初志貫徹 最初に参考にした画に基づいて多少のアレンジを入れつつ造りました。
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hひだが縦長なので、ここはランナーではなくプラ板を細切りにしたものを張り付けていきました。

一応実在可能なひだにしましたがいかがでしょう?

今回からこのフィギュア製作のタイトルを「からかい上手の高木さんを造る」としますのでよろしくお願いします。

さて、体を上下に分割しまして、スカートの造形に取り掛かりました。
ちなみに下半身の腰回りは一回り縮めました。ヒートペンを当てて押し込むようにしてやれば
割と簡単にへこんでくれます。(前回の記事画像を参照してください。)
で、その上にちまちまと輪切りランナーを張り付けるようにつけていきます。
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と、ここまできてやはりO脚具合が気になったのでここで修正!

脚の付け根でカットして微調整。膝関節はいじってません。
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今までよりも内またにすることで、膝をいじることなく上品な感じが出たと思いますがいかがでしょう?
って、なぜに足を持って写真を撮ってしまったのか…わかりにくいじゃないか。


ミクさんの作成記事が終了したので、これからは現在進行形の作成記がメインになります。
で、何を製作中かというと「からかい上手の高木さん」より、高木さんその人であります。
キャラについてはググってください。著作権とか著作権とか著作権とかありますので。

で、現在の様子はというと
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パーツの分割がだいぶ進んできました。スカートを造るために上半身と下半身に分割しました。
さらに、腕が邪魔なので切り離し。
頭の大きさとO脚具合がこの先どうなるか…

もっとこうしたほうがいいというアドバイスや、頭でかいだろwという率直なご意見もいただけるとありがたいです。
お気軽にどうぞ。 楽しんでもらえれば何よりです。

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