2019年10月

キットはデフォで車輪が出ていますが、パケ絵は飛行中っぽいので格納状態に変更します。
ということで邪魔?になるのが車輪を差し込む穴。

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これを埋めます。

ヒートペンとキットのランナーを使って埋めます。

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まずは盛り付け。穴に詰めるだけではなく周りのプラと溶着させる感じで盛ります。

そして荒削り

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右側の方は機体表面がちょっと歪んでしまって凹みができてしまいました。
ということで右側は追加でちょっと盛りたし。
左側はギリギリの部分がちょっと浮いてるのでひーとぺんを軽く押し当てて熱を加えます。

でヤスリがけをしてこんな感じです。

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きれいになりました(^^)

パネルラインですが、飛行機のプラモ作例をいろいろと調べてみると~
スジボリのはっきりしたラインと、点を打つリベットラインの2種あるようです。
なるほど、全てスジボリだとちょっとくどいのではないかと思い手が止まっていたんですが
ちょっと物足りないところはリベットラインにすれば丁度いいかも♪
ということでスジボリを施して、我慢できずにざっとスミ入れ(^_^;)

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このくらいでどうでしょう?
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この角度かっこいい(*´▽`*)

さて、たまごひこーきF15に着手です( ・`ω・´)
サクッと仮組み

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さて、こいつをどう料理しようか…

とりあえずエアインテーク開口とパネルラインのスジボリといったところかなぁ。
まずはエアインテークの開口から。というのもパネルラインのデザインが全然思いつかないから(´・ω・`)

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とりあえず片方開けてみました。そりゃあ開いてるほうがいいですね♪
ということでもう一方も開口

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奥の見え方は今後の課題とします(^_^;)

機体のパネルラインはどうしたものか…
そういったデザインセンスは~さほどあるとは思えない(^_^;)
色々ググって、なんとなく主だったF15のパネルラインが見えてきたので
覚悟を決めてスジボリです( ・`ω・´)

といってもヒートペン使うので手間はかからないし、すぐに修正できるのでまあ気楽に行きましょう!
という感じでやってみたのがこれ
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ちょっと見にくい(^_^;)
左翼側の主翼尾翼に手を付けました。右翼側は手つかずです。
やはりないよりはあったほうがいいですね。
ちなみにヒートペンでのスジボリは
1 ラインを下書き
2 ヒートペンでラインをなぞる
3 スジボリツールで溝を深くして
4 リューターで線の周りの盛り上がった部分を削り取り
5 もう一度スジボリツールで彫り直し
という感じです。

翼部はなんとかなりそうだけど、機体中央部のパネルラインはどうしたものか…

F15本体の方にも手を付けてはいるけど、まずはフィギュアの方を一旦結としましょうか(^_^;)

大きな形状はもう変わりません。パッチ類やファスナーなどを取り付けて
表面を3Mのブリッスルディスクで磨いて、傷が気になるところは流し込み接着剤を塗って~
とりあえずの完成!

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3Mのブリッスルディスクは優秀&今までの手持ちよりひと番手細かいものを入手したので
これをかけるだけで表面に程よい艶がでます。
細部については~このくらいで勘弁してくださいm(_ _)m

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無塗装で行こうと決めたので、眉毛を彫り込みから凸モールドに変更しました。
瞳を造形するか迷ったんですがとりあえずなしで。元絵の視線ズレが気になって手を付けられませんでした。
別角度

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腰まわりはツナギのあの感じが出せているでしょうか?

手こずっていた靴はこのくらいで勘弁してください(T_T)

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なお靴底はまだ…  パイロットブーツはあまりデコボコしていないのが正解?

機体の方は次回以降で。

ヒートペンとランナーによるフィギュア造形もだいぶ形になってきました。

まずは前日からの課題の口元。

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ちょっと撮影角度が違いますが(^_^;)
口角両端の歯を奥へ押し込みました。(ついでに前歯も引っ込めました)
そして高さも調整。この角度だとあまり変化がありませんが正面から見たときに
あまり歯が見えないようにしました。

なかなか手が進まない靴。

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パイロットブーツで調べて元絵に近いものを参考にディティールアップ。
中央にはファスナー。その両側には靴紐があるのでそれを作らないと。

パッチ類も。

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腕のパッチはどうしたものか… もう少し資料を集めないと。

ということで全体像はこんな感じです。
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ところでタイトル「平目板」ですが~
コンテスト用にどう仕上げようかと考えていたんですが、これだ!というものを閃いたので
本作は塗装なしで仕上げようと思います。
コンテスト用作品のコンセプトにも合致し、今後の展示会でヒートペン作例としても活かせるような
そんな感じに仕上げる予定です。お楽しみに(^^)

衣類の細部をそこそこ作り込んで、顔にもやっと手を入れて(^_^;)
こんな感じです。

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ここまでの変遷をまとめるとこんなです。
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上半身
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顔は目の形を整えて口周りもいじりました。
口をより彫り込んで歯を生やして、唇も作りました。
歯は口角の方はもっと押し込んだほうが良さそうですね。
それと歯が見え過ぎな気がするのでもう少し削っていきましょう。
衣類のディティールアップですが現状はスジボリ状態ですね。
腰や袖口、ポケットのフラップはちょっと盛ってますが。

衣類の厚みの表現は悩むところですね。下手に盛るとオーバースケールでぼってりしてしまうし
といって小スケールなのである程度の強調は必要という…
例えば下半身
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スネ外側のポケットや内側のファスナーなど、このままだと物足りない感じがします。
さてどうしたものか…


まだ作っていない部分は靴と腰ベルト部。
腰ベルト部は腰回りの衣類のシワがもう少し整ってから作るので、靴をなんとかしましょう。

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紐・ジッパー部はまだだけど皮革の貼り合わせ具合はこんな感じで。
1/35だとヒートペンで筋を入れるだけでパーツの上下表現ができるんですが
このサイズだとちゃんと盛ってやらないと物足りないですね。

あとは左肘の角度変更、髪の毛上方向へのボリュームアップ等手を加えて
ここまで。
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前日の状態と比較するとこんな感じの変化です。
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頭が潰れていた感じがなくなってバランス良くなったかな。
左腕もポーズとしてまとまったような気がします。
右腕の袖口から肘にかけてのディティールアップも効いてるかと。
元絵と比べると、フェミニンな印象になるようにポーズを微調整したつもりです。

ということでそもそも元とは~
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ハセガワのたまごひこーきF15です(*´▽`*)
こうして画像で見てみると…元絵、意外と頭がでかい…



ヒートペン造形で問題になるのが使用するランナーの性質です。
基本的にはPS(ポリスチレン)を用います。
ABSやPPもヒートペンで加工できなくはないですが
溶着性やヤスリがけのしにくさなど、思い通りに造形するにはやや難ありです。

なんですが、PSでもメーカーによって性質が違くて、
ランナーの着色剤によっても変わってくるみたいです。
まあ最近のランナーならほぼ問題ないですが…

本作に使用しているランナーはちょっと扱いづらい(´・ω・`)
PSという表記はあるものの、扱った感じはABSっぽい。
ちなみにHGガンプラのものなんですけどね。
やはり強度を高めるべく一工夫されているのでしょうね。
使用感としては、「溶着しにくい・伸ばしにくい」です。
これは細かなディティールは難しいかも…

が、なんとか頑張って衣類のシワを中心にディティールアップしてみました。

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基本的には押し込むことでシワを作り込んでいったので全体的にはシュッとした印象。
顔の印象がだいぶ違うけど、顔はそれほどいじっていないので微妙な角度の違いかなぁ。
画像で見る限り、個人的には左のほうが好み。

別角度

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靴がちょっと大きいのと、頭部が上方向にちょっと物足りないのが気になるところ。
髪の毛はヘアバンドで結構押さえつけてるので、ヘアバンド後ろ側を少し盛ってやれば解決するかな?
靴はまだこれからなのでまあなんとかなるでしょう(^_^;)

にしてもこのポーズは一体何を表現しているのかわからない(´・ω・`)

ヒートペンでのフィギュア造形。
大まかな体はできたので頭を作ります。

1/35だと2mm丸棒を首にするのでドリル使用で簡単なんですが
このサイズ(1/20)だと、首の太さと現物合わせです。

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まずはこんな感じで頭部と首の接続部を作ります。後から穴を開けて首と接続するのって大変なんですよ…。
あとはこの基部にランナーを貼り付けていきます。

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サザエさん…   

裏から見るとどんなふうに貼り付けているのかよくわかります。

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展示会なんかでもこのランナー貼り付けがよく分かる状態のものって興味を持ってもらえます。

もう少し形を整えて

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頭部は、本体と前髪パーツの2分割で作るのを基本としています。
サザエさんぽく見えていたのは後ろ髪に結構ボリュームがあるためにあのように横に張り出していたのでした。

頭部はさらに整えてこんな感じ
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だいぶ指紋が大きく写るようになりましたね(^_^;)
このくらいならヒートペンのビット(先端)は標準でついてる4mmのウェルダーで十分いけます。

ここから前髪をつけて、腕に服を盛って~
本日はここまで
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元になるキャラが分かるくらいにはなってるかと。
(ただしそのキャラが認知されているかどうかはは責任持てない( ・`ω・´)
なおこのポーズは何を表しているのか謎ですが、元絵に少し躍動感をプラスした感じで制作してます。

ここからは各部のディティールアップを進めていきます。


ヒートペンでの造形に興味ある方のお役に少しでも役立てば…
という感じで気ままに作っております。

さて、前回はここまででした。

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ここからとにかく輪切りランナーを貼り付けていって、ほぼ全身が現れた状態がこちら。

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脚の角度などのポーズは貼り付けつつ修正しています。
黄色の矢印部は、薄い輪切りランナーを貼り付けた部分です。
ランナーの厚みが足りないとご覧のように中央が凹んでしまいます。
ちゃんと測っていないのですが~1mmより薄いとこの現象発生しやすいです。
といって厚くすると、熱が伝わりにくく造形もしにくくなります。

ここからはポーズの気に入らないところを切断して溶接し直します。
関節の角度や部分の長さの違和感はできるだけ早いうちに処理してしまいたい( ・`ω・´)
後になればなるほど治すのが大変になっちゃいますからね(^_^;)

ということで、左脚は股関節から切断、膝は両足とも修正しました。

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さらに窪みや隙間を埋めていきます。この段階での注意点としては
なでて埋めない です。
表面をヒートペンでなでることで小さい気泡は埋まるのですが、
表面の薄皮1枚で覆っているような状態になるので後々の表面処理で泣くことになります。
なのでまずはちゃんとプラを充填して窪み・隙間を埋めてやるのが大事です。
それと、全体的にはやや大きめに形状が出ているので押し固めるようなヒートペンの使い方をしています。
そうすることで隙間が埋まり、強度も出てきます。

正面から

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とりあえず今日に所はここまで。ヤスリはもう少し表面の凹凸をヒートペンで取り除いてからですね。

このフィギュアのバランスだと、某天空の城に出てくるキャラっぽいですねw
ここからシャアに化けたらそれはそれで面白いwww

ここ最近ブログの更新が滞っておりましたが、原因となっていたものが済んだので
やっとヒートペン造形中心の通常運転できそうです。

ヤフブロからこちらのライブドアブログに移行してから、
本格的なヒートペン造形の記事は書いていないような気が…
これで少しでも見てくれる人が増えてくれたらいいな(*´▽`*)

では本題行きましょう。
そろそろポストホビー厚木店の秋のプラコン用の作品を作らないといけないので
それ用の制作です。

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フィギュアはだいたいこのような感じで作り進めていきます。
骨組みがあって、その周りにランナーを輪切りにしたものを貼り付けていきます。
ということでフィギュアは中空構造になります。
ちなみにこのフィギュアは1/20スケールで作りたいと思います。

って、あれ? と思った方はきっとポストホビー厚木店のプラコン常連さんかもしれませんね。
はい、こちらはメインの添え物になります。
が、今度のプラコンではこのフィギュアが大きな意味を持つ作品(大げさな(^_^;)に仕上げる予定です。
どのジャンルに出すかもまだ内緒♪

で、今回はちょっと作り方を変えてみました。
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おわかりだろうか?

といってわかる人のほうが少ないですよね(^_^;)
変えたのは脚です。骨をなくして、表面の貼り付けによって形を作っていこうと思います。
腕なんかはランナーの太さほぼそのまま使えるのでいいのですが
脚は流石にそこまでの太さではないのと、骨組みを中心に据えるのか、アウトラインにするのかで
位置が全然違います。
さらに言うと、出来上がってみると結局は骨が中空の中で浮いた状態になっているので
なんかもったいない(^_^;)

こんな感じで制作が進んでいくので、ヒートペンに興味がある人もない人も
どうぞブログを追っていってくださいm(_ _)m



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