ヒートペン造形で問題になるのが使用するランナーの性質です。
基本的にはPS(ポリスチレン)を用います。
ABSやPPもヒートペンで加工できなくはないですが
溶着性やヤスリがけのしにくさなど、思い通りに造形するにはやや難ありです。

なんですが、PSでもメーカーによって性質が違くて、
ランナーの着色剤によっても変わってくるみたいです。
まあ最近のランナーならほぼ問題ないですが…

本作に使用しているランナーはちょっと扱いづらい(´・ω・`)
PSという表記はあるものの、扱った感じはABSっぽい。
ちなみにHGガンプラのものなんですけどね。
やはり強度を高めるべく一工夫されているのでしょうね。
使用感としては、「溶着しにくい・伸ばしにくい」です。
これは細かなディティールは難しいかも…

が、なんとか頑張って衣類のシワを中心にディティールアップしてみました。

014
基本的には押し込むことでシワを作り込んでいったので全体的にはシュッとした印象。
顔の印象がだいぶ違うけど、顔はそれほどいじっていないので微妙な角度の違いかなぁ。
画像で見る限り、個人的には左のほうが好み。

別角度

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靴がちょっと大きいのと、頭部が上方向にちょっと物足りないのが気になるところ。
髪の毛はヘアバンドで結構押さえつけてるので、ヘアバンド後ろ側を少し盛ってやれば解決するかな?
靴はまだこれからなのでまあなんとかなるでしょう(^_^;)

にしてもこのポーズは一体何を表現しているのかわからない(´・ω・`)