カテゴリ: Kカラーズレビュー

前回のDABポーズは一応練習用です(^_^;)
本命はこちら
イメージ 1































ボークスさんでKカラーズを使ったコンテストがあるので、こいつで突撃予定です。

上塗り
イメージ 2






























う~ん、これはちょっと上塗りをやりすぎたか?ちょっと安っぽい色になっちゃった(´・ω・`)
前回のがこんなです
イメージ 3
























画像だとわかりにくいですね…肉眼だとこちらのほうが黒光りしていてカッコいいです。

ま、モニターとして頂いた塗料なので色々やってみましょう。塗料だけに。





(´・ω・`)

最終的にはベースから塗り直すので、まずは軽くヤスリがけしてみました。
十分乾燥していれば不可ではないかな。ただ、食いつきが弱いところは塗膜がそのまま剥がれちゃいました。
ちーちゃんの方はヤスリがけでなんとかなったけどユーリの方は剥がれが生じてしまったので
試しにシンナードブ漬けで塗装剥がしを試みてみます。
が!
イメージ 4

















































あぁ、こりゃ駄目だ(´・ω・`) やはり表面になめらかな膜を作る何かが含まれているんでしょうね。
サフ地と上塗りはきれいに落ちたけれどこの膜が見事に残りました。

う~ん、これは一体なんだろう?ゴム系?
イメージ 5











































とりあえずある程度拭き取ることはできましたが
イメージ 6


























このカスみたいなのが塗膜です。残念ながら奥まった部分が拭いきれないのでこのユーリは遺憾ながら破棄orz
この塗膜を溶かせるものが何かわかればもっと使い勝手は良くなるのかな?
とりあえず現状ではメタルベースを吹いてしまったらリカバリーの方法なし!
リスク回避としては他の塗料でテカテカ状態に下地を作ればいいと思います。
リカバリーできないけど艶出し簡単なメタルベースを使うか、手間かかるけどリカバリーできる方法を取るか
判断はあなた次第m9(^Д^)

私めは~、製作者の特権といいますか、アウトレットのチト&ユーまだまだありますので(^_^;) ユーを新造w
で、ヤスリがけしてベース塗って、今度は薄め薄めに上塗りして、できた。
イメージ 7































画像だとわかりにくいですがやり直してよかったと思える仕上がりになりました。
この塗料は、下地の黒が生きる程度に薄めに上塗りするのが◎ですね。

なお塗装の様子はツイッターの方では動画で上げてありますのでよろしければ御覧ください。

こちらのフィギュアは秋葉原のボークスに持ち込んでコンテストに応募してみようかと思います。
DABポーズの方はポストホビー厚木店に展示をお願いしようかと。
17日にAKガーデンがあるからついでに行ってみようかな。

モニターとして頂いたKカラーズのメタルカラーを実際に使ってみました。
塗装でかなりの金属感が得られるということで期待大です。

さて、手順ですがまずはメタルベースを塗装します。
以前にレビューしたときに、ちょっと粘り気を感じていましたが実際に使ってみるとどんな感じなのか…
なお比較用として、クレオスのMr.カラーの2番ブラックでも塗ってみました。
まずはメタルベース。
イメージ 1


































この塗料は希釈せずそのまま使うようにできています。
濃度的には普段ブラシ塗装で使うよりも薄めですね。が、やはり粘度がかなり高いです。
スポイトでブラシのカップに注ぎましたが、とろっとした感じが分かるくらいです。
で塗ってみると… 1発で表面がツヤツヤになります♪
私普段はラッカーメインなんですが、ラッカーと比べて明らかに艶の出がいいですね。

比較用のラッカー黒
イメージ 2







































表面処理は同程度です。塗料が厚くなったところは艶が出ていますが、
ざらついた部分がこちらのほうが多いです。(ふくらはぎあたりがわかりやすいですね)

並べてみると
イメージ 3





















Kカラーズの方が塗膜が厚いような印象を受けます。
また、黒が「漆黒」と言か、「ダースベイダーの黒」というか、とにかくしっかりした黒です。

このメタルベース、どうやら秘密は粘度にありそうです。
こののり的な何かが、薄い膜を作って表面をなめらかに=艶 という仕組みなのかな。
これは表面処理の最終工程に使えるかもしれない( ・`ω・´)
サフよりよっぽど表面の傷を消してくれる… ただ、これを塗ったあとにヤスリがけは大NGかも。
どうも表面の塗膜が普通の塗膜とは思えない(´・ω・`)

ラッカーの方はこのあともう1回黒を吹いて、さらにうすめ液を多めに吹いて表面をなめらかにしました。
これでほぼ同じぐらいの艶感になりました。

これで下地完了。次に63ダークを吹きます。
この色は暗めのクロームメッキ調らしいので様子を見つつ薄めに吹いたほうが良さそうです。

はい、吹きました。
イメージ 4










































う~ん、こりゃどう見てもメタルフィギュアw
スジボリ部に墨入れしているように見えますが、63ダークを吹きっぱなしの状態でこれです。
スジに銀が入り込まない程度に吹いている証拠ですね。それでこのメタル感です。

ラッカー下地の方はこんなです。
イメージ 5










































こうして見た限りでは、ちゃんと艶あり黒の下地であればメタルベースである必要はなさそうです。
が、簡単に艶あり下地を作れるという点ではメタルベースは優秀だと思います。

並べてみると
イメージ 6





























フラッシュ無し撮影です。いぶし銀ぽくいい感じではないでしょうか。
メーカーによると、さらなる上塗りは艶を損ねるということですが、この状態なら下手にいじるまでもないような気がします。

フラッシュあり撮影
イメージ 7






























これはメタルアクセサリーとしても十分通用するんじゃないでしょうか(^_^;)
頭にリングを付けてペンダントヘッドとしてもいいかも。

一番驚いたのはユーリのボア部。凹凸のあるところなのでメタル感は難しいのではないかと思っていたんですが
むしろ逆で、普通に艶のあるところよりも金属っぽいです。
模型に応用するなら、鋳造表現を施したあとにこの塗料を使ってみたいですね。
というか、メタルベースが優秀なのかも。ディティールの凹凸は潰さずに表面の傷は均してくれるという。

これはメタルベース+ラッカー銀を試してみたくなりますね。

ボークスさんでKカラーズのモニター募集があったので応募したところ
イメージ 1

















































当選しました\(^o^)/ ということで、ちょこちょこサンプル制作を記事にしていきます。
中身はこのようなセットでした。
イメージ 2





















少しKカラーズについて説明すると(ボークスのHPより引用)
● Kカラーズ
全7種(シルバー塗料5種、その他2種)
Kカラーズは2005年にイタリアで創立し、有名自動車メーカー用からネイルアートまで、様々な分野の塗料を開発している企業です。
日本ではエアブラシ専用の超高級シルバーカラー(アルコール系)を厳選して展開。
今までの水性アクリル塗料の常識を覆す、ラッカー系塗料に匹敵する輝きと質感を実現!
そのまま塗装しても美しい塗装面となる上に、「メタルベースブラック」との併用で、より重厚な仕上がりに!
環境にも優しく、安心してお使いいただけます。

ということだそうです(^_^;) なおこの63ダークは5種の中では「鋭くて暗い」色ということです。
何分、初めて使う塗料なのでまずは少量取り出して特徴をみてみます。
イメージ 3





























レジン皿の上に、爪楊枝で塗り拡げてみました。左が63ダーク、右がメタルベースブラックです。
薄めずにそのままブラシで使うということで、63ダークはかなりシャバシャバな印象。
一方ベースブラックの方はちょっとネットリした感じがします。
光を反射する角度だとこんな感じです。
イメージ 4


































鉛筆の芯のような光り方、という印象を持ちました。黒ベースで吹いたらどうなるか楽しみです。

水性アクリル塗料ということで、タミヤアクリルとの比較ですが
溶剤の匂いは、アルコール感が強いです。タミヤアクリルの甘い匂いを抑えてアルコール分多め、といった印象です。

溶剤への溶け具合も試してみました。乾燥した後、溶剤を筆ぬりして溶け具合の確認です。
イメージ 5



































まずは63ダークの方ですがタミヤアクリル、ガイアブラシマスターのどちらにも溶けました。問題なし( ・`ω・´)
一方ベースの方なんですが、こちらはどうやら注意が必要みたいです。
タミヤアクリル、ブラシマスター、Kクリーナー、さらにはairtexのストロングクリーナーのいずれにも不溶!!!
こすれば落とすことはできるんですが溶けません。
ということは一旦塗料が干からびてしまったら復活できない、ということか…

これはこのメタルベースブラックを使った場合と普通のラッカー黒を使った場合とで比較検証する価値あり、
ってところですかね。モニターだし(^_^;)
まあ、まだ何を塗るか決めてないのでもう少しいじってクセを掴んでからですかね。

↑このページのトップヘ